ハロウィック法

ハロウィック法

ハロウィック水泳指導法は、1949年ロンドンのサウスゲートにある肢体不自由児のハロウィック女子 養護学校で働いていたジェームズ・マクミラン氏によって開発、研究されたものです。

マクミラン夫妻は、すべての障害をもつ子供ともたない子供が一緒に楽しめる方法を創意工夫していきました。地元サウスゲートにあざらし水泳クラブを作ったのが活動の始まりです。当時、ハロウィック女子養護学校の地域チャリティーも兼ねて催された水泳のお祭り(Gala)は、ハロウィック水泳競技会として現在も各国で催されています。マクミラン氏は、その後活動の拠点をスイスに移し、1994年4月3日、81歳 で亡くなられました。

日本でのハロウィック水泳指導法の普及のために長年指導を受け、交流を重ねている英国水泳療法協会(A.S.T.)は、1950年に設立され、水の楽しさ、プールでの安全、水泳指導、クラブ設立援助を行っています。現在はハロウィック水泳療法協会(Halliwick Association of Swimming Therapy:H.A.S.T.)の名称の基で活動されています。

マクミラン氏の死後、愛弟子たちによって1994年12月国際ハロウィック協会(I.H.A.)が設立されました。
日本では、1994年5月に13のクラブが集まって日本ハロウィック水泳法協会を設立し、国際ハロウィック協会にも参加しています。

この指導法は、静水力学・流体力学と身体メカニズムの原理に基づいています。水泳を楽しもうとするすべての人たちのとって有効な指導法と言えます。水が持つ特性を十分活かした独自の練習プログラムを実践していく中で、水に親しみ、安全に活動し、水の中で自由に体を動かせる自分(自身の獲得)と、人々とのふれあいを楽しんでいる自分(友情と平等の獲得)を発見することを目指しています。

【4つの特徴】

(1) 浮き具をつかいません。
(2) マンツーマンでおこないます。
  • ヘルパーは、個人の必要に応じて介助を調節できます。
  • ヘルパーは動作に応じて介助を調整できます。
  • ひとつの動作に対しても、完全に補助することから全く補助をしないところまで自由に変えることができます。
(3) ゲームプログラムを中心に、楽しむことを重視します。
  • 第一に泳ぎ方ではなく、「水の楽しさ」を重視します。
  • ほとんどの活動時間は、ゲーム、プログラムに使われます。
  • 遊びながら、「水の効果」を学んでいきます。
  • 決して強制はしません。
(4) コミュニケーションを大切にします。

harouiku001.jpg 

※「日本ハロウィック水泳法協会ファンデーションコーステキスト」より引用
「日本Halliwick水泳法協会」のホームページへ

お問い合わせについて

お気軽にお電話下さい。
TEL:075-702-3370
FAX:075-702-3372

KES