つい先日、年を越したばかりと思っていたら、気がつくと早くも2月。
そして、今日は「節分」。
ということは、明日は、暦の上で「立春」ですね。
暖かい春が日ごとに近づいて来ています。
まだまだ寒さは厳しいですが、負けないでセンターへ来て、カラダを動かしましょう。
ところで、皆さんは、「節分」が1年に4回あるということをご存知ですか?
「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日が「節分」にあたります。それらの日のうち、春の節分だけが、新たな年を迎えるというので大切に扱われ、厄を祓うという意味で、「豆」を「魔の目」にかけて食べたり、固い豆を鬼に投げて追い払う、鬼が嫌う臭いのあるイワシを食べたりするなどの行事が目立っているようです。
巻きずしを「恵方巻き」といって食べるのかは何故だか分かりませんが、ちなみに、今年の恵方は「北北西」とのことです。
今年も、良い年になるといいですね。
新年早々このような話題をブログに載せるのは、いささかはばかられましたが、載せることにしました。
1月12日の新聞記事。
まだ松の内というのに、痛ましく悲しい記事が小さく掲載されていました。
見出しには「寝たきりの娘、母が殺害」と書かれていたので、読んでみると、内容は、85歳の母親が62歳の娘の首を絞めて殺害したとのことでした。生まれつきほぼ寝たきりの娘を一人で介護し続けてきて、母親は「介護に疲れて首を絞めた。」と供述していたそうです。
いつもこの種の事件が起こるたびにこのような理由が原因でと聞きますが、果して介護疲れだけで我が子に手を掛けたのでしょうか。
私はそれよりも母親の年齢に目がいきました。自分の年齢を考えたとき、何時自分が倒れてもおかしくない年齢で、そうなったとき我が子がどうなるかという不安に駆られ、それならいっそのこという意思が働いて切羽詰まった判断をしてしまったのではないかとの考えが頭をよぎりました。
高齢社会の中で老・老介護の問題が取り上げられ、取り組まれるようになってきていますが、老・障介護のことも、今回のような痛ましく悲しい事件が繰り返されることがないように、もっと社会で考えられ、その対策にも取り組んで貰いたいものだと、新年早々、教えさせられた新聞記事でした。
先日、遅番の勤務の日。まだ布団の中で眠気まなこで報道番組を観ていた時、夢のような話題を放映していました。
それが、今朝も別の番組で取り上げられていたのですが、障害のある人なら誰しもが望み、自分もそうなればと期待する,まさに夢のような話題なのです。
話題の主は、オランダの自転車競技(ハンドサイクル)の選手で、パラリンピック銀メダリストのモニク ファンデルホルストさん。
彼女は、13歳の時、足の手術が原因で下半身マヒとなり車いす生活になったのですが、持ち前の根性でパラリンピック選手を目指していました。その練習中に交通事故に、それでもめげずに北京パラリンピックに出場してメダリストになりました。
ところが、再び練習中に交通事故に合い、上肢まで不自由になりました。それでも医学的リハビリを頑張って行なっていたある日、足に異変を感じて突然動き出したのです。
さらにトレーニングを続けて、今では歩けるようになったばかりか、動かなかった足を使って自転車でオリンピックを目指しているそうです。
羨ましい話ですね。
皆さんは、関西の落語界に全盲の落語家がおられるのをご存知ですか?
私も最近、あるテレビ局のまちを探索する番組で、偶然に出演されているのを見て初めて知りました。
その落語家の高座名を桂福点といいますが、中2のときに失明したのだそうです。
視力を失って落ち込んでいるときに、たまたま聞いた落語で笑い、そのとき、気持が明るくなるのを感じ、そこに自分の生き甲斐を見出したそうです。
そして、桂福団治の門を叩いたのですが、しかし、現実は厳しく、全盲ということでスンナリ入門とはいかず、やっと入門できても、認められて「桂」という屋号を名乗れるまで、13年かかったといいます。
今では、そんな苦労もなかったかのように、高座から大いに客席を笑わせておられます。
失った機能にこだわらずに残された機能を用いて自分の目標に向かっている姿を見ていると、障害者スポーツの父といわれるルードイッヒグッドマン博士の「失ったものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ!」という言葉が浮かんできます。まさに、この言葉の実践者と言えるのではないでしょうか。
今日は、体育の日。
祝日が、ハッピーマンディ制になってから、久々の10月10日の体育の日ですね。
昨日、今日と、運動会などのスポーツイベントが、あちらこちらで催され、障害のある人々も楽しんでおられていることでしょう。
体育といえば、学校での体育の時間のことを思い出します。
小学校時代、この時間は見学がほとんどで、ずっと、クラスメートの姿を見ていました。
ところが、中学から養護学校へ行った途端、当時は障害の軽い者が多かったので、どんな種目でも普通にさされたのです。
中でも今も深く記憶に残っていて思い出されるのは、ソフトボールです。先生の投げたボールが上手く受けられなくて、おなかに思いっきり当たった時のことです。それまでは、何もといっていいほどプレイさせてもらえなかった自分にとって、痛いというより、うれしい感動だったのを覚えています。
こうした感動を、日頃からスポーツは縁遠いものと思われている障害のある人々に、少しでも多くの体験をしてもらって感じてほしいと考えます。
昨日の休館日。
自宅でニュース番組を見ていますと、韓国のKBS放送で、生後7か月のときにかかった髄膜炎の後遺症で視力を失った全盲のチャンフンさんが、雇用は1年契約で、その後も継続されるかは放送局側の判断という条件付きながら、キャスターとして11月に誕生するとのことで、原稿を見ながら正確にニュースを伝えるという障害のない人でも大変なキャスターの仕事を、点字情報端末機を用いて行うそうで、本番に向けて特訓中とのことでした。
このことは、驚きよりも感動さえ感じています。ましてや、韓国は、外見をとても重視する国と聞きます、KBS放送の英断には敬意を表したいものです。
昨今の韓国は、国をあげて障害のある人々の雇用の拡大に力を入れているそうですが、韓国では先進国入りを目指す動きが活発で、それが雇用政策を進める背景にもなっているようです。
ちなみに、障害のある人々の雇用率(民間)の比較をみますと、次のとおりで、
1995年度 ドイツ4.0 日本1.32 韓国0.4
2010年度 ドイツ3.9 日本1.68 韓国2.21
約20年前、韓国の障害のある人々の雇用率は日本やドイツに比べて、ずっと低かったのですが、1991年に障害のある人々の雇用を義務付ける法律が施行されてから改善され、現在では、日本より高くなっています。
この20年関余り変わらない雇用率の日本は、果して、先進国といえるのでしょうか。
暦の上では、夏の暑さも和らぐといわれる≪処暑≫も過ぎたというのに、依然として「真夏日」が続いています。
それでなくても、身体に障害があると、体が不本意な動きをして体力の消耗が激しいのに、この暑さ続きはこたえるものです。さらに、私のように年齢を重ねて来ると、体力を消耗すると容易に回復することができません。
他人には、「クーラーの効いた所ばかりに居ては、体が固くなるばかり、運動をして暑さに負けない体力をつくろう!」と言っているのですが、自分のことになると、「さてさて...?」
やっぱり、私は、今日から韓国のテグで始まった「世界陸上」をクーラーの効いたテレビの前で観てしまうことでしょうが、今年の暑さももうしばらくのご辛抱だと思いますので、皆さんは、運動と涼しい部屋での世界陸上観戦のバランスを旨くとっていただいて、健康な毎日をお過ごしください。