みなさんは、障害者用といわれるエレベーターに乗られたことがあると思いますが、中の真正面に取り付けられているカガミについて、どう感じられていますか?多くの市民の人達は、車いすを使用する人がバックするとき便利さを求め、付けてあるのだ。と、思っておられることでしょう。
しかし、その前に、少し考えて見ませんか?便利だろうと取り付けられているカガミが、知らないうちに人の心を傷つけているかも知れないことを。カガミは、写った物をそのまま映します。障害のあるなしに関わらず人は、誰でも自分の容姿に自信がなければ自分の映ったカガミなど見たいとは思わない筈です。ましてや、障害のある自分の姿など...。このようなことを言うと、周りの人は、「そんなことを言っているばかりではなく、そのような場面を乗り越えないとダメ」とか言われるのですが、これもごくあたりまえのことと否定をするものではありません。
でも、このようなことは、建前のような一言で片付けられるものでもないのではないでしょうか。乗り越えられる人がいるとしたら、あらゆる面で条件が余程整っている人であると思います。心の奥底にあるキズの素は、容易なことではぬぐえません。人は誰しも弱い部分を持っているもの、それでこそ人、そういう人の心を感じ、人の気持ちを思いやれるのも、また、人ではないでしょうか。
ところで、センターのエレベーターのカガミは、どうなっているか、ご存知ですか?
