『失ったものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ!』

『失ったものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ!』

北京パラリンピック関連のテレビ放送で、陸上競技走り幅跳びの佐藤真海(まみ)選手(障害:右下腿切断)のことを取り上げて放映していたので見ていて、フッと感じたことがあります。

最近の片下腿切断のジャンパーは義足を付けた側の足で踏み切りをする選手が主流なのだそうです。

ここで南アフリカの陸上男子短距離のオスカー・ピストリウス選手のときのように義足の功罪をとやかく言うつもりはありませんが、英国のストーク・マンデビル病院で、第2次大戦後いち早く障害のある人のスポーツによるリハビリテーションに着目し、治療にスポーツを取り入れ「障害者スポーツの父」といわれたルードイッヒグットマン博士の有名な言葉『失ったものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ!』を思いおこしたとき、失ったものとは切断した足であり、残されたものとは健側の足、そうすると義足は新しい足(能力)?

佐藤真海選手は、どちらで踏み切ろうかと迷いながらも、本番では健側の足を使って踏み切り、ジャンプし5位入賞を果たしました。これこそグットマン博士の言う、残されたものを最大限に生かした結果といえるのではないでしょうか。

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