12月23日、東京の両国国技館において、プロボクシンのWBC世界フライ級タイトルマッチが行われました。
王者・内藤大助選手が序盤から圧倒し、11ラウンド1分11秒、挑戦者の山口真吾選手をTKO勝ちで降して4度目の防衛に成功しました。
内藤大助選手は、1974年生まれの34歳。身長163センチで、階級は、フライ級(108〜112ポンド、49.0〜50.8kg)の華奢な体格の選手。その彼が自己の持つ世界王座日本人最年長防衛記録を34歳3カ月23日に伸ばした快挙は、敬意を表するに値するものと考えます。
彼がボクシングを始めたきっかけは、北海道時代にいじめられて育ち、その記憶から地元へ戻った時に、また、いじめられないようにと思ってのこと。
このことは別として、彼の記事の中で頭に残った言葉がありました。それは『叩かれる(打たれる)痛さを知っているから、ボクシング以外で相手を叩かない』という言葉でした。ボクサーとして、至極当然のことなのですが、何事においても力を持つと自分よりも弱い方へその力を向けてしまうのが人の性と言えます。
障害のある人々の世界にも言えることではないでしょうか?
障害があることで様々な体験をしてこられたものと思いますが、そのことによって障害のある人の社会生活上の痛みや辛さをご存知のはず。だからこそ、それらの痛みや辛さを他人に向けるのではなく、日ごろから、相手の気持ちに立っての行動をしたいものです。
