事件記事について思う!

事件記事について思う!

千葉県東金市で起こった成田幸満ちゃんの死体遺棄事件の容疑者が、事件発生以来77日目に逮捕されました。

このことは、事件のあった地域の住民に大きな安堵を与えるものであったことに違いありません。

ただ、今回の容疑者の逮捕にかかる新聞記事等マスコミの報道を見ていて気になった点がありました。ある新聞の記述を挙げると『...容疑者は2005年、主に知的障害のある生徒を受け入れる県立養護学校(現特別支援学校)の高等部を卒業し、...』と書かれていました。

確かに、報道は読者や視聴者等に真実を伝えるという使命があることは、十分承知しているつもりですが、ここまで書かなければならないものなのでしょうか?

知的障害という字句が紙面に載ることによって、同じ障害のカテゴリーに当てはまるすべての人々が同一視され、変な目で見られてしまうのです。

こうしたことが、往々にして知的に障害のある人々の社会参加を阻害するばかりか、その地域での家族、施設までもの存在さえ危うくするのです。この報道後、府内のある知的に障害のある人々が働く作業所の職員の人と話す機会があったのですが、紙面等に「知的障害」と書かれたことを、「いろいろな面で大変です」嘆いておられました。

障害のある人々が、地域で生きていくことは、どうしても周りの人達の正しい理解が必要となります。ちょっとした記述が誤解を生み、理解への障害となり得るということも、記事を書くときには、同時に考えて欲しいものです。

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