「私たちが忘れてはならないこと。」
「私たちが忘れてはならないこと。」
20日、零下7度のワシントンDCにおいて、第44代アメリカ合衆国大統領としてアメリカ史上初の黒人大統領が誕生しました。
以前にも書いたように、大統領になられたバラク・フセイン・オバマ・ジュニア(Barack Hussein Obama, Jr)は、奴隷時代からの黒人ではなく、留学生のアフリカ人と白人との間に生まれたアフリカ系アメリカ人ですが、黒人には違いありません。
白人優位のアメリカ社会においてマイノリティである彼が、大統領になるなんて、世界中の誰が予測できたでしょうか。画期的な事件というか、暗く永いトンネルが何の予告もなしに突然開かれた状態といえます。
このことは、単にオバマ氏が優秀で聡明だから選ばれただけではなく、第16代アメリカ合衆国大統領エイブラハム・リンカーン(Abraham Lincoln)が奴隷解放という種を蒔き、キング牧師を核とした公民権運動という苗を育ててきた永い過程があって、今回のオバマ大統領誕生という大輪の華を開かせたのです。これまで戦ってこられた先人達の一つひとつの積み重ねがあってこそのことであると思います。
障害のある人々も、黒人の歴史と同様とは言えないまでも、似かよったあゆみをしてきているように思います。
何の気なしに日ごろ利用している現在の障害のある人々ための福祉施策や人権を前面に出した権利主張ができることについても、私たちが忘れてはならないことは、マイノリティとしておかれた環境を打破し、障害のない人々と同じように生活ができる社会を目指して長い道のりを戦い勝ち取ってこられた先人達の一つひとつの積み重ねがあってこそ私たちの今日の整備された環境があるということを...。
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