「自由」ということは。

「自由」ということは。

先日の京都新聞に京都大学の入学式の記事が載っていて、その中で、松本紘総長は式辞で、木下廣次初代総長の「すでに後見を脱したる者として、我は諸君を遇するなり」という言葉を紹介し、「自由を誤解しないで欲しい。自由とは自分を大切にして個人が光り、自由な発想で行動しつつも社会や周辺の人々を思いやり、責任ある態度を貫くこと」と強調したことや、卒業式で毎年仮装学生が目立つことに「自由と勝手気ままは違う」と苦言を呈したことが書いてありました。

国際障害者年以降、障害のある人々に入る情報量が増えるとともに、様々な機会を通して、様々な場面で、様々な意見が言えるようになりましたが、勝手に解釈をして自分に利することばかり言う人がよく見受けられます。

皆さんは、IL運動(Independent Living)をご存知でしょうか。

IL運動とは、カリフォルニァのバークレーで始まり日本にも広がった障害者運動で、「自立生活運動」のことを言いますが、そのいくつかある主張のひとつに「障害のある人の自己決定権は同時に障害のある人自身が責任と義務を負うことを意味する。」という文言があります。

「自由」ということは、周囲の人々のことを気遣うとともに、責任と義務を伴うことを理解し、誤った使い方をしないようにして欲しいものです。

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