2009年8月アーカイブ

杓子定規な対応では・・・。

ある日、ガイドヘルパーの人から「ちょっと、聞きたいことが...」と、声をかけられました。

センターの対応でなにか不都合でもあったのかと、一瞬ドキッとしましたが、いやいやそんなことはないと思ったら、案の定そうではありませんでした。

話の内容というのは、市内にある公的なプールでの出来事で、そのヘルパーさんが20代の重い障害のある女性のヘルプで行かれたときのことでした。

オムツを使用しているとの理由で従業員に入るのを断られたのです。

もちろん、オムツをしたまま入らないこと、ヘルパーが時間管理することで失敗の心配はないことや、その日まで何回か来ているがこれまで断られたことは一度もなかったということなどを説明されたそうですが、「オムツが取れないお子さんは利用できない」という旨の掲示を理由に受け入れてもらえなかったとのことでした。

ヘルパーの人いわく、「どこへ言っていけば、よいのですか。」と悲しい顔をされていました。

市が障害のある人にも利用してもらおうと、せっかく環境を整備したプールなのに、管理されている人の気遣いが少し足らないばっかりに、せっかくの思いも台無しになりかねません。

最後に一言、障害のある人への対応は、障害の多様化や重軽の度合いなどの違いから杓子定規な対応では無理が生じます。もう少し障害のある人のことについて理解を進めて、その人の立場になって心触れ合う対応をしていただきたいものですね

ええ加減にせえ!!

先日来、覚せい剤や麻薬の所持・使用の問題がマスコミを連日賑わせていますが、自分のからだに害があると知りながら、人は何故、安易にこんな薬の使用に走ってしまうのでしょうか。

また、今年前期におけるわが国の自殺者数は、17,000人を超え、近年最高であった年間記録を破る勢いだそうです。

人生は1度しかないと知りながら、人は何故このように、与えられた自分の命をいとも簡単に断ってしまうのでしょうか。

それは、私たちが人間であるからなのでしょう。他の動物では、このようなことはありえません。

人は皆、何らかの生活上の苦痛を背負って生きています。 

とりわけ、障害のある人は、その不自由さゆえに障害のない人以上の苦痛を背負って生きています。

それでも、それらに耐えて負けることなく、与えられた命を精一杯生き抜いておられます。

生活から逃げ出したくても逃げ出せない人、生きたくとも生きられない人がいるということを決して忘れてほしくありません。

からだに何の不自由もない障害のない人たちが、生活上の苦情から逃れたい一心で、安易に、自らの生命を断ったり、薬に逃げたりするのをみていると、「お前ら、まともなからだを持っていながら、何ちゅうことするねん。ええ加減にせえ!!」と言いたい。