2009年10月アーカイブ

施設見学に来た中学生。

30日の午後。

修学院中学2年生11名が、センターに来ました。

何をしに来たかというと、現在、学校で総合学習の一環でグループ別、班別ごとにいろいろな課題を設定し、取り組んでいるとのことであり、今回来たメンバーは、障害のある人に便利なグッズを作るということを課題に取り組んでいて、自分達の考えた物について意見を聞かせて欲しいとのことでした。

中学生が考えて来たグッズは、次のようなものでした。

視覚に障害のある人用の「音の出る杖」

視覚に障害のある人用の「音の出る時計」

手に障害のある人用の「指一本で書けるペン」等々

他に独りで外出できますか?などという中学生らしい質問等も聞き取りアンケートの形式でありました。

とりわけ、グッズは、書いてきたスケッチや型モデルを見せてもらい、説明を受けると発想的には面白いものでしたが、機能性や効率性、さらには、価格設定など中学生らしいもので、もう少し頑張って考えて欲しいと、少しきついかと思いましたが、障害のある人に喜んで容易に使ってもらえる良いグッズを考えてもらえるように、率直に厳し目の意見を言わせて貰いました。

内容的には、まだまだかも知れませんし、学習のひとつに過ぎないかも知れませんが素直な気持ちで取り組んでくれている中学生の態度を大切にしたいものですね。

この取り組む彼ら、彼女らの態度をみていると、将来の社会福祉に貢献してくれるものと確信しています。

まさに「奉仕活動」と表現すべきおこない。

ある日のテレビ放送で・・・

それは、単にボランティア活動として紹介されていたのですが、私には少し引っかかるものを感じました。

その番組は、青森県五所川原市の五所川原駅から中泊町の津軽中里駅を結ぶ津軽鉄道という路線でのことです。

津軽鉄道には、駅が12あり、その駅舎の屋根などに風雪等による傷みが見られるとのことで、ある人が各駅舎の改修のため材料を持ち込み、ひとりで順番に屋根の塗装に回っておられることを取り上げたものでした。

鉄道会社は、その厚意を見かねて「材料費ぐらい持たせて欲しい」と申し出たのですが、「材料費を受け取るぐらいなら、やめる」と言って、ガンとして譲らず、今も自費で続けておられるのです。12の駅舎のうち、すでに3駅の改修を終えられ、これからも続けられるとのことです。

その人曰く「いまの自分があるのは、永年の間、津軽鉄道にかかわる仕事を続けさせて貰ったおかげだ。」との想いから、感謝の気持ちで自分の得意な塗装の技術を用いて鉄道を利用する人々に還して行こうとされているのです。

私は、このことを、現在誰もが気軽に用いる単に「ボランティア活動」という言葉で、ひとくくりに表現することに少し抵抗を感じるのです。

自分が人生を無事に過ごせてきたことに感謝し、その恩返しとして強い信念と意志を持って、自分に全く利益にならないことを続けられていることは、まさに「奉仕(・・)活動(・・)」と表現すべきおこない(・・・・)というべきではないかと考えます。

ガンバッテ来た選手に精一杯の声援を送りたい。

今週末、1010日から12日の3日間、新潟県で開催される「全国障害者スポーツ大会に、京都府・京都市派遣選手団が本日出発します。

今年度の初め、京都府・京都市代表として派遣する選手の選考会が開かれ、府・市合わせて約50名の個人種目の選手が選ばれたのです。

派遣が確定した選手の合同練習会が月2回のペースで10月の本番に向けて行われてきました。この間、選手たちは大会本番での最高のパフォーマンスができ、結果を出すことを目標に精一杯のガンバリを見せ練習を重ねてきました。

京都府・京都市における障害のある人々17万人余の中から選ばれた代表として、自信を持って恥ずかしくない態度で試合に挑み、悔いを残さない思い出の大会となるよう、また、大会に全国から集まってくる、多くの障害のある選手や役員の人々と、少しでも多く交流し、友情の輪を広げてきて欲しいものです。

皆さんと共に、この京都から、ガンバッテ来た選手に精一杯の声援を送りたいと思います。

 

追伸、明日、8日から12日まで、プールの水の入れ替えをおこないます。

利用者の皆さんにご不自由をおかけいたしますが、よろしく、お願いします。