2010年3月アーカイブ

より深化した共生する地域社会に近づくことを目指したい.

321日、今年度最後のビッグイベント「地域ふれあい感謝祭」を共催の左京区社会福祉協議会をはじめ、多くの団体や個人の方たちの力を結集して開催しました。

この催しは、今回で2回目を迎えましたが、内容もさることながら参加していただいている地域の皆さんの顔ぶれなどを見ていても、前回と比べて、地域交流を進めるうえで、どこか変化しつつあるように感じ取られました。

京都市障害者スポーツセンターが、この地域で障害のある人々のスポーツ施設として存在し、障害のある人が安心して利用できる場として成り立っているのは、地域の人々のご理解とご協力があってこそであると、常に感謝しているところです。

私たちは、ともすれば、こういったジッと見守っていただくという、形に表れることのない「理解」とか「協力」とかに対しては、感謝の気持ちを表し難いものです。こうした催しに来ていただくことで、少しでも、私たちの感謝の気持ちをお伝えして、より深化した共生する地域社会に近づくことを目指したいと考えます。

 

挑戦する姿勢と喜びや感動を素直に表すことの大切さ

先日、37日の日曜日、今回で第18回を迎えた「京都市障害者スポーツセンター室内アーチェリー大会」が、障害のある人・ない人合わせて31名のアーチャーの参加を得て開かれました。

日頃の練習の成果をそれぞれのレベルに合わせて競い合われました。

練習の成果が表れている選手もいれば、少し練習不足を思わせる選手も・・・。

様々な選手がいる中、久しぶりの顔を見つけました。宮津市のSお婆ちゃん(失礼かな?)

御年86歳、府内北部の障害者スポーツの仲間うちでは、知る人ぞ知る女傑なのですが、

4年ぶりの参加でした。この間、数か所の手術など、年齢と共にいろいろ重なって不参加が続いていたとのことでした。

以前のようには射つことは、難しいようで苦労されていましたが、そんな状況の中でも、皆んなといっしょにアーチェリーを出来ることを、たいへん楽しそうにされているのを感じました。

成績は、やはり今一歩で、すっかりしょげておられました。

ひとりのアーチャーとして純粋に幾つになってもアーチェリーに挑むというひた向きな姿勢と仲間とともに楽しむことを大切にする姿に、主催者として敢闘賞を贈らせていただきました。

思いもよらない受賞に、固辞をされる中、皆んなの拍手に背を押されて受け取られたのですが、その時、眼にはうっすらと熱いものが滲んでいました。

いくつになっても、何事にも挑戦する姿勢と喜びや感動を素直に表すことの大切さを教えられた気がします。

 

追伸、このブログを書いている最中に、偶然にもSお婆ちゃんからセンター長宛の手紙が届きました。文面には、大会のお礼と受賞の喜びとともに、年令や闘病による衰えで自信を失いつつあったが、大会に出られたことで、また、何事に対しても挑戦しようという気持ちが出てきたという言葉が書かれていました。