2011年2月アーカイブ

昨日、「第22回全国車いす駅伝競走大会」が行われました。

昨日、「第22回全国車いす駅伝競走大会」が行われました。

3連覇のかかっていた「京都Aチーム」は、残念ながら5位入賞、「京都Bチーム」は、目標としていた1時間を切り、12位に入りました。

「京都Aチーム」が優勝を逸した要因のひとつに、途中で陸協の審判員が接触するというアクシデントに見舞われたこともあるのですが、何よりも言えることは、駅伝の持つ面白さというか、難しさにあると思います。

駅伝は、ひとりでできる競技とは違い、複数名の選手の競技力、体調管理等、コンディショニングのバランスの上に成り立つもので、大会本番に最高のパフォーマンスが出せるように照準を合わせなければならず、選手たちのどの部分がレベルダウンしても順位に影響してくるものなのです。

今年の「京都Aチーム」は、その点が十分ではなかったように思います。反対に「京都Bチーム」が、タイムを縮め、目標タイムを切って順位を上げられたことはチーム全員の調整が揃えられた成果と言えるでしょう。

参加をしてくるチームは、限られた練習環境の中で工夫し、努力して、全員が同じ目標と意識を持って取り組み、上位を目指して挑戦してきます。少しでもコンディショニングのバランスが崩れれば、他のチームに追い抜かれ、栄冠を得ることはできません。

日常のいろいろな活動においても、同様なことがいえるのではないでしょうか。

自分の夢をあきらめない。

先日の「朝ズバ!」で、日川高校のバスケットボール部3年生の田中選手のことが紹介されていました。

彼は、中学生時代からバスケットボールを続けていたそうで、高校での活躍を夢に描きながら進学したのですが、進学が決まりバスケットボール部の練習に参加したその日に、コート上で倒れたとのことで、病的要因による脳梗塞で右片マヒになり、医学的リハビリに専念するため、1年の休学した後、復学をしました。

もちろん、好きなバスケットボール部にも戻ったことは言うまでもありません。でも、3年になるまでずっとコートに立つことはありませんでした。しかし、彼は、あきらめずに不自由ながらも、みんなの横で練習を重ねてきました。

そして3年生最後となるインターハイ予選の試合、残り3分半というところで、遂に監督に背中を押されたのです。コートに立って14秒、チームメイトに託され左手1本でシュートしたボールは、みごと吸い込まれるようにカゴの中へ。試合終了後、彼は泣き崩れていました。

誰もが感動をする話ではあるのですが、最も大切なことは、どんな状況にあっても自分の夢をあきらめないということを教えてくれたということではないでしょうか。

日川高校バスケットボール部が練習をしている壁面には『夢現』という文字が入った旗が貼ってありました。「夢幻」という文字は目にしたことがあるのですが、『夢現』という文字はあまり見かけません。

この話を聞いて、この2文字が『夢を現実にする』という強い思いが込められた文字だったということがわかりました。

夢を持ちながら、困難に突き当たると、すぐに、あきらめ、挫折してしまう現在の風潮。改めて、この2文字の持つ意味を咀嚼してほしいものです。